上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015.06.05 私の夢
【3】私の夢

 2000年にボランティアを初めて、2003年から2004年にボランティア休職を取得し、復職してしばらく経った2008年に、当時の「私の夢」を書いた文章があります。あれから7年が経過し、気持ちは少し変化しています。しかし、根本にある思いは変わりません。ここでは、その「私の夢」をご紹介します。
 そんなに大それたことではありません。しかし、そう簡単なことでもありません。だから「夢」です。すぐには無理だけど、いつか実現したい。そんなことです。

・家と花畑

『思い』

 世の中にはいろんな人がいる。誰かが普通で、誰かが特別なのではない。お互いに共通点と相違点がある。それだけ。それを伝えたい。
 障害のある人もない人も、「ただの人」として共に生きる。近所の人や友人として、あたりまえにつきあう。そんな人を増やしたい。

 福祉の世界は、閉じてほしくない。福祉だけが社会じゃない。福祉の外に伝えなきゃ。
 いろんな人、たくさんの人に伝えたい。でも、いっぺんには無理。誰に伝えるか。子どもは、知る機会が増えている。でも大人は、知らなすぎる。大人に伝えなきゃ。
 なかでも勤労者。社会の中心で、活躍する人達。この人達が、一番知らない。でも、気づけば大きい。潜在的な力を持っている。
 私自身が勤労者である。働きながら、障害のある人とのつきあいを続けている。私が勤労者に伝えなくて、どうする。
 ⇒ 勤労者に伝えよう

 私は、勤労者の実践者としては伝えるられる。でも、障害のある人のことも伝えなきゃ。それは、本人(当事者)自身が伝えるのが一番。→当事者の力を借りよう。
 当事者も伝えたいはず。もっと伝えたい。理解してほしい。でも、聴いてくれない。機会がない。→私が機会を作ろう。
 福祉の世界の人も伝えたいはず。もっと理解してほしい。参加してほしい。でもどうやって?誰に頼めばいいの?→私が橋渡しをしよう。
 ⇒ 当事者と共に伝えよう

 私は、企業や勤労者の世界を、知っている(それなりに)。私は、福祉や当事者の世界も、知っている(少しだけど)。私なら、企業・勤労者と福祉・当事者の橋渡しができる。
 これは、私にしかできない。…は言い過ぎだろうけど、できる人は限られている。思いあがりかもしれないけど。私がやらなくて、どうする。
 ⇒ 私が橋渡しをしよう

 伝えた後どうする?伝えただけでじゃ、仕方ない。実践してもらわなきゃ。体験して、感じて、考えて、理解する。そして、「ただの人」としてあたりまえに共に生きる。
 ⇒ 実践する場が必要。

 <目覚めた勤労者>わかった。やってみたい。自分にもできるかもしれない。でも、どうすればいいかわからない。どこで誰と何をすればいいの?どうしたらできるの?わからないから、できない。→勤労者は、地域のことをあまり知らない。
 <福祉の関係者>もっと一般の人に、わかってほしい。もっと地域の人に、参加してほしい。でも、どうすればいいかわからない。どこで誰に話せばいいの?どうしたら参加してもらえるの?わからないから、広がらない。→福祉の世界はあまり開かれていない。
 目覚めた人を、活動の場に連れてかなきゃ。伝えること(啓発)と、やってみること(実践)を繋げなきゃ。目覚めたときがチャンス。これを逃したらダメ。最初から仕掛けを作っておこう。そして、それに乗せていこう。
 ⇒ 啓発から実践への仕掛けを作ろう

 実践の場はたくさんある。でも形や内容はさまざま。自分には何ができるの?この活動には、どんな人が向いてるの?誰をどこに連れて行けばいいの?→コーディネート、カウンセリングが必要。
 地域でさまざまな活動に関わってきた(それなりに)。集まりやブログでネットワークを広げてきた(皆様に感謝)。ボランティアの喜びや難しさを知っている(そのつもり)。福祉の世界の期待や苦しみを知っている(少しだけど)。→私なら、実践(活動)の場を紹介できる。相談に乗れる。
 これは、私にしかできない。…は言い過ぎだろうけど、できる人は限られている。思いあがりかもしれないけど。→私がやらなくて、どうする。
 ⇒ 実践をコーディネートしよう

 「勤労者に伝えよう」「当事者と共に伝えよう」「私が橋渡しをしよう」
 「伝えたあと、実践する場が必要」「啓発から実践への仕掛けを作ろう」「実践をコーディネートしよう」
 ⇒ 勤労者に伝えて、実践に結びつけよう

 これが私の思いです。

・笑顔のおうち

 『プランのようなもの』

1.啓発活動
 プランの中心は啓発活動です。知ってもらうことです。
 世の中にはいろんな人がいる。誰かが普通で、誰かが特別なのではない。お互いに共通点と相違点がある。それだけ。そのことを、知る→考える→気づく。

 啓発活動は、これまでも全国で行われています。そのなかで、自分の強みと思いを活かすには、次の点で特色ある活動にしたいと考えています。
(1)勤労者をターゲットとする、(2)企業・行政の組織を活用する、(3)当事者とともに実施する、(4)実践に結びつける

(1)勤労者をターゲットとする
 次のような場面で、実施の可能性があると思います。
①業務上の必要に由来する研修
 ・サービス業
  小売業(デパート・スーパー・コンビニ)、飲食業(ファミリーレストラン・ファーストフード)、交通機関(鉄道・バス・タクシー・航空・空港)、金融機関(銀行・郵便局・証券会社)、レジャー施設(テーマパーク・動物園・野球場)
 ・行政
  自治体(窓口、都市計画、公共施設)、警察・消防、公立・私立の教職員
②従業員の多様化に由来する研修
 障害者雇用が増えている企業、特例子会社、グローバル企業
③従業員の教育に意欲的な企業
 従業員の自己啓発の支援、従業員の社会貢献活動の支援、組合による勉強会

(2)企業・行政の組織を活用する
 組織を活用することで、機会を増やせる可能性があると思います。
 ①企業の人事・総務・社会貢献・CSR部門、②業界団体、経済団体、③組合、④自治体職員教育部門、⑤ハローワーク、障害者雇用支援機構他

(3)当事者とともに実施する
 障害のある当事者に、講師になっていただきたいと思います。「知らない≒ふれあいがない」です。
 ①ありのままの自分を、語っていただく。②相違点というより、共通点に気づいてもらう。③お互い「ただの人」であることを、感じてもらう。④そのうえで、当事者自身が必要なサポートを説明する。

(4)実践に結びつける
 啓発だけでなく、そのあとの実践への情報と機会をセットで提供したいと思います。

2.実践のコーディネート
(1)メニューの提示
 啓発活動で、受講者が「何かやってみたい」と思ってくれた瞬間がチャンスです。なかなか巡りあえない、最大のチャンスです。ここで、「何か」のメニューを提示できるかどうかが、成否の分かれ道だと思います。
 メニューの内容は、次のようなものが考えられます。
 ①市民活動・NPO、②施設・作業所、③支援を求めている個人、④支援を行っている個人、⑤事業所、⑥イベントへの参加
 メニューの提示では、これまでお世話になった皆様との、ネットワークを活かしたいところです。
 私が参加している(た)活動、通っていた施設、知人・友人が参加している活動、知人が勤務・関係している施設・作業所、私が友人としておつきあいしている個人、個人として活動している知人
 「世の中にはいろいろな活動があるようですから、探してみてはいかがですか?」だと、探し方もわからず不安も大きいので、次のステップに進めない人が多くでてしまいます。啓発活動の最後に、具体的なメニューを紙で配布して、「この中から選んで、とにかく試しにやってみましょう。」と伝える必要があります。

(2)参加者と受入側の橋渡し
 連絡先を教えて「連絡をとってみては?」だと、また次のステップに進めなくなってしまいます。「私が紹介します。一緒に活動を見学してみましょう。」という、紹介と同行が大切だと思います。
 参加者も不安なら、受入側も不安です。ボランティア団体のコーディネーターの経験から、両者のミスマッチやすれ違いをたくさん見てきました。お互いに理解しあうことが大切で、私がその橋渡しをできればと考えます。

(3)参加後のフォロー
 活動が合わなければ、他のメニューを紹介します。楽しく参加することが大切です。しばらく活動してみて、新たな関心事や夢をもつこともあるでしょう。私もそうでしたが、一人で探しました。こんなとき、相談できる人がいると貴重です。
 受入側のフォローも必要です。参加者が気がつかなくても、受入側が違和感を感じたり困っていることもあります。特に個人同士の場合、なかなか相手に言えない場合もあります。そのあたりをフォローする人がいると、関係が円滑になると思います。

(4)関係組織の協力
 ボランティアセンター、各種の障害関連団体、行政などに、情報提供などの協力を得ることも必要になると思います。

3.情報発信
「1.啓発活動」と「2.実践のコーディネート」に共通することですが、こういった活動をしていることを、情報発信していくことも重要だと考えます。ネット、講演、イベント、出版、マスコミ…。規模や手段はともかく、伝えて広げて影響を及ぼしていく、そんなふうになれたらと思います。

・家の形のイルミネーション

 以上が「私の夢」です。
 地域の人(特に勤労者)に、参加してもらう仕掛けをつくりたい。「何かやってみたい」と思わせたらチャンス。そのチャンスを自ら作り、そしてそのチャンスを活かす。まず啓発講座を実施して、活動の場を提供する。そんな仕掛けと仕組みを作りたい。できれば「私ならでは」の部分を活かして。


 繰り返しですが、これは2008年時点の夢です。現在は気持ちは少し変化しています。根本の思いは変わりませんが、どのように実現に向けて進めていくかは、もう少し考えないといけません。しかしなんらかの形で夢は追っていきたいと思っています。
 そのためには、たくさんのひとのご協力をいただかないといけません。皆様、その節はご支援いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

◆次ページへ
◆目次へ

※この記事の元記事(ブログ『ボランティア雑記帳』)
 夢(1)思い(前) 夢(2)思い(後)
 夢(3)プラン(前) 夢(4)プラン(後)
スポンサーサイト
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。